応援広告はいつから準備する?|初稿から放映まで3週間の逆算スケジュール

「推しの誕生日に街頭ビジョンで流したい。でも、何ヶ月前から動けばいいのか分からない」。応援広告を考え始めると、最初に迷うのが日程です。街頭ビジョンの側で決まっている工程は、初稿を受け取ってから放映が始まるまでの3週間。そのかわり、ミチビトの運用は入稿が毎週月曜、放映開始が翌週の月曜という週単位で、月曜を1日逃すと開始が1週間ずれます。この記事では、都内5拠点の街頭ビジョンを運用する立場から、記念日の週をどう起点にして、週ごとに何を済ませればいいのかを順番に整理します。
◆この記事のポイント
- ✓街頭ビジョンの側で決まっている工程は、初稿から放映までの3週間です。ミチビトでは初稿を受け取った週に審査をし、修正が入っても間に合うよう、入稿までに2週間、放映開始までに3週間を見ています。
- ✓入稿の期限は毎週月曜、放映開始は翌週の月曜です。放映は週の途中から始められないため、記念日を含む週から流すなら、その週の月曜が放映開始日、1週間前の月曜が入稿の最終期限になります。
- ✓放映が遅れやすいのは、審査よりも、1本目の動画を作り込みすぎて仕上がらないときです。70%の段階で一度媒体に見せ、所属事務所への許可等の確認は3週間の工程より前に始めてください。
逆算の起点は、記念日を含む週の月曜
応援広告の日程は、放映が始まる月曜を起点に数えます。ミチビトの街頭ビジョンは週単位で動いていて、入稿の期限は毎週月曜、放映が始まるのは翌週の月曜です。放映は週の途中から始められません。記念日が木曜なら、その週から流すための放映開始日は、同じ週の月曜になります。
月曜の入稿を1日逃したときの影響も、この週単位から来ます。火曜に入稿すると翌週の放映には乗らず、次の月曜に入稿したのと同じ扱いになります。放映開始は翌々週の月曜。1日の遅れが、そのまま1週間の遅れに変わります。
記念日という動かせない日付がある応援広告では、この1週間が重く効きます。だから日程表を作るときは、記念日そのものより先に「放映開始の月曜」と「その1週間前の入稿の月曜」の2つを書き込んでください。残りの作業は、この2つの月曜から前へ並べていきます。
初稿から放映まで3週間|週ごとに何が起きるか
媒体側の工程は、初稿を受け取った週から始まります。修正が入る場合も含めて、担当者が広告主に伝えている流れは次のとおりです。
- ●1週目|初稿を渡し、その週のうちに掲載審査を受ける
- ●2週目|指摘があれば直す(修正が無ければ、この時点で入稿まで進められる)
- ●3週目の月曜|完成データの入稿期限。初稿から2週間
- ●4週目の月曜|放映開始。初稿から3週間
修正が無ければ翌週には入稿でき、日程は詰められます。修正が入ると、直した動画を次の月曜に間に合わせられるかどうかの勝負になります。そこでミチビトでは、初稿から入稿まで2週間、放映は初稿から3週間後を見てもらうのが最も安全だと伝えています。修正が無かった場合を前提に日程を組まないことが、記念日に間に合わせるいちばん確かな方法です。
それでも日程が厳しくなることはあります。そのときに使える進め方を、実際にあった例で紹介します。
- 状況
- 早めに契約して放映日を決めたいが、本命の動画が間に合わない
- 対応
- 問題なく審査に通る動画を先に受け取り、その動画で放映を開始
- その後
- 新しい動画ができた時点で差し替え
- 追加費用
- 差し替え1回2,000円(契約金額のほかにかかるのはこれだけ)
放映を始める日は決めておきたいのに、本命の動画が仕上がらない。そういう広告主から、ミチビトでは先に問題の無い動画を1本受け取り、その動画で放映を始めたことがあります。新しい動画ができた時点で差し替えたので、放映開始日は動かしていません。差し替えは1回2,000円で、1週間ごとに内容を変えることもできます。応援広告に置き換えると、確実に出せる内容に絞った版で先に審査を通しておき、本命が仕上がった時点で差し替える形です。どちらの版も、所属事務所の許可等の確認が前提になる点は同じです。
放映が遅れるのは、1本目の動画を作り込みすぎたとき
ミチビトでは、審査や修正のやりとりが原因で放映に間に合わなかったことは、ほぼありません。詰まるのは、広告主が1本目の動画を作り込みすぎて、いつまでも初稿が出てこないケースです。動画を作ったことが無い人ほど、完璧になるまで送ってこない。3週間の逆算は、初稿が出た時点から始まります。
70%でいいので一度送ってください— 鍵森将(株式会社グレイド 執行役員/サイネージ広告事業 責任者)
早い段階で見せてもらえれば、屋外で伝わるかどうかの観点で先に指摘できます。つまずきが多いのは配色で、担当者は「これだと文字が見えないと思うのですが、いかがですか」と伝えることがあります。駅前や待ち合わせで「ながら見」される画面なので、1〜2秒で何の広告か分かる情報量に絞れているかも、この段階で見ます。音量は放映時の基準に合わせて媒体側で整えるため、作る側は中身に時間を使えます。構成の組み立て方は応援広告の動画の作り方で解説しています。
「何ヶ月前から」は、3週間の手前にある2つで決まる
「応援広告は何ヶ月前から準備すればいいか」に、媒体側から一律の答えは出せません。決まっているのは初稿から放映までの3週間で、その手前に、長さを媒体が決められない工程が2つあるからです。1つは所属事務所への許可等の確認、もう1つは動画づくりです。
推し本人の写真・映像・名前を広告に使う場合は、所属事務所の許可等の確認が前提です。回答の時期はこちらで決められないため、日程の中でいちばん先に始めてください。媒体の掲載審査と事務所の許可は、別々に通すものです。確認の段取りは応援広告の許可取りにまとめています。
動画づくりにかかる時間は、誰がどこまで作るかで変わります。事務所の回答を待つ間に構成を決め、初稿を作り始めておけば、待ち時間をそのまま制作に回せます。先に終わるのがどちらでも、3週間の工程に入れる状態をそろえておくことが目標です。
◆歌舞伎町に出すなら、1:1も同じ時期に書き出す
ミチビトの5拠点は16:9のmp4が基本で、比率が違うのは歌舞伎町だけの1:1です。16:9のまま入れると上下に黒帯が出るため、画面いっぱいに映したいなら1:1のデータを別に入稿します。比率の作り直しはお請けしていないので、編集の元データが手元にあるうちに、動画を作った方に両方の比率で書き出してもらってください。入稿の月曜の直前に気づくと、書き出し直しの分だけ放映開始が1週間後ろへずれることがあります。形式の詳細は応援広告の入稿データ・規格にあります。
逆算スケジュール|放映開始の月曜から数える
- 1記念日を含む週の月曜を、放映開始日として決める(週の途中からは始められない)
- 2所属事務所への許可等の確認を始める(回答の時期はこちらで決められないので、いちばん先に)
- 3動画の構成を決めて作り始め、70%の段階で一度媒体に見せる
- 4放映開始の3週間前の週に初稿を出し、その週に掲載審査を受ける
- 5放映開始の2週間前の週に、指摘があれば直す(歌舞伎町に出すなら1:1版もここまでにそろえる)
- 6放映開始の1週間前の月曜までに、完成データを入稿する
- 7放映開始。内容を変えたくなったら差し替える(1回2,000円)
この並びのうち、動かせないのは1と6の2つの月曜です。前にどこまで伸びるかを決めるのは、2の事務所の回答と3の制作にかかる時間。日程が厳しいと分かった時点で、先に確実に出せる動画を審査に通しておき、あとから差し替える進め方に切り替えることもできます。
まとめ
応援広告の準備で、媒体側の工程として決まっているのは初稿から放映までの3週間です。押さえるのは4点。第一に、記念日を含む週の月曜を放映開始日にして数えること。第二に、入稿の期限はその1週間前の月曜で、1日遅れると放映が1週間ずれること。第三に、遅れの多くは1本目の作り込みから来るので、70%の段階で一度見せること。第四に、所属事務所への許可等の確認は、3週間の工程より前に始めることです。
ミチビトは渋谷センター街・歌舞伎町・高田馬場・新大久保・三軒茶屋の都内5拠点の街頭ビジョンを扱っており、個人の方からの応援広告もお受けしています(推される方が事務所に所属している場合は、所属事務所の許可等の確認が前提です)。記念日から数えて間に合うかどうかの確認だけでも構いませんので、お問い合わせからご連絡ください。料金の目安は料金プランページ、事務所への確認の進め方は応援広告の許可取り、データの形式は応援広告の入稿データ・規格にまとめてあります。
よくある質問
Q.応援広告は何ヶ月前から準備すればいいですか?
A.媒体側の工程として決まっているのは、初稿から放映までの3週間です。その手前に所属事務所への許可等の確認と動画づくりが入り、この2つの長さは媒体では決められません。事務所への確認をいちばん先に始め、放映開始の3週間前の週には初稿を出せるよう逆算してください。
Q.月曜の入稿に1日遅れると、どうなりますか?
A.放映開始が1週間ずれます。ミチビトでは入稿の期限が毎週月曜、放映開始が翌週の月曜で、放映は週の途中から始められません。火曜に入稿した場合は次の月曜に入稿したのと同じ扱いになり、放映開始は翌々週の月曜です。
Q.記念日までに動画が仕上がりそうにありません。どうすればいいですか?
A.完成を待たず、70%の段階で一度媒体に送ってください。早く見せてもらえれば、配色や情報量など屋外で伝わるかどうかを先に指摘できます。それでも厳しい場合は、確実に出せる動画で先に審査を通して放映を始め、本命が仕上がってから差し替える進め方もあります。差し替えは1回2,000円です。
Q.所属事務所への確認は、スケジュールのどこに入れればいいですか?
A.いちばん先です。推し本人の写真・映像・名前を使う場合は所属事務所の許可等の確認が前提で、回答の時期はこちらで決められません。媒体の掲載審査とは別に通すものなので、回答を待つ間に動画づくりを進め、初稿から放映までの3週間に備えてください。